今回の記事は、
- Javascriptを使ってファイルの情報を取得したい
- Javascriptを使ってアップロードしたファイルのファイル名を表示したい
というお悩みをお持ちの方に向けた記事になっています。
アップロードしたファイルのファイル名を表示するという機能は今日のWebサイトでも多く見受けられますが、実際にはJavascriptを使うととても簡単に実装することができます。
今後も引き続き必要となる機能ですので、ぜひこの機会にマスターしておいてくださいね。
分かりやすく簡潔に解説していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
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Javascriptを使ってファイル情報を取得する方法
ではまずはアップロードしたファイルの情報をJavascriptで取得する方法を見ていきましょう。
ブラウザ上でアップロードされたファイルの情報は、HTML5の「FileReader API」を利用することで簡単に取得することができます。
早速実装例から見ていきましょう。
実装コード
<input id="file1" type="file" onChange="uploadFile1()">
<script>
function uploadFile1() {
const file1 = document.getElementById("file1").files[0]
console.log(file1)
}
</script>
出力結果
=> File {name: "example.png", lastModified: 1574993963019, lastModifiedDate: Fri Nov 29 2019 11:19:23 GMT+0900 (日本標準時), webkitRelativePath: "", size: 283866, …}
上記のコードでは以下のことを実施しています。
- 1. ファイルがアップロードされたタイミング(
onChange
)でuploadFile1
メソッドを動かす - 2. Javascriptの
getElementById()
メソッドでfile1
というid属性を持つinput要素を取得 - 3. 取得した要素の
files
プロパティへアクセスし、ファイル情報を取得
実際に以下のボタンで動作確認をし、ディベロッパーツールのconsole画面を見てみてください。
ご自身がアップロードされたファイルの情報が得られているかと思います。
動作確認用
Javascriptを使ってファイル名を取得する方法
それでは、実際にファイル名を取得してみましょう。
実装コード
<input id="file2" type="file" onChange="uploadFile2()">
<script>
function uploadFile2() {
const file2 = document.getElementById("file2").files[0]
document.getElementById("file-name").innerHTML = `アップロードされたファイルの名前は${file2.name}です。`
}
</script>
このように、Javascriptを使ってFileオブジェクト(file2)を取得し、そのFileオブジェクトのname
プロパティにアクセスすることで、ファイル名を取得することができます。
この他、type
やsize
プロパティへアクセスすることでファイルの種類(jpg / png など)やサイズも取得可能です。
実際に以下のボタンで動作確認をしてみてください。
動作確認用
最後に
さて、ここまで、アップロードしたファイル情報やファイル名をJavascriptで取得する方法について解説してきましたがいかがでしたか?
こうして体系的に整理してみると、それほど難しい内容ではないことがお分かりいただけたかと思います。
Javascriptを使用すると簡単にファイル情報へアクセスすることができ、その情報を使った処理も様々なものが考えられます。
その中でも、ファイル名を使った処理は頻繁に目にすることになるかと思いますので、今回の記事でしっかりとマスターして、今後の開発でも積極的に使っていってくださいね。
このブログを通じて少しでも「傍(はた)を楽(らく)にする」ことができていれば嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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