みなさんこんにちは!
今回の記事は、

・効率よくプログラミングが学べる方法ってなに?
・できるだけお金をかけずにプログラミングを学びたい!
というお悩みを解決する記事になっています。
AIの研究やビッグデータ解析など、社会のIT化が著しい昨今、手に職をつけようとプログラミングの学習を始める人が増えてきています。
その中でも、様々な事情によって、これから独学でプログラミングを習得しようと考えている方も少なくないのではないでしょうか?
しかし実際には、全くのゼロからプログラミングを学び始める場合、独学で習得するのは容易なことではなく、僕自身あまりおすすめすることはできません…。
今回は、これからプログラミングを学ぼうとされている方々に向けて、「なぜプログラミングの独学はおすすめできないのか」について、詳しく解説していこうと思います。
併せて、お金に余裕がある場合とない場合に分けて、プログラミングを学習する効果的な方法ついても解説していますので、これからプログラミングの学習を始めようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
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後半では、プログラミングスクールに通った場合のメリットや、プログラミング学習におすすめのサービスもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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【結論】プログラミングの独学はオススメしません
冒頭でも述べたように、プログラミングの独学はおすすめしません。
おすすめしない理由は、以下の4つです。
- 理由① 正しい学習のロードマップが分からない
- 理由② 学習に時間がかかりすぎる
- 理由③ モチベーションが続かない
- 理由④ エラーがなかなか解決できない
理由① 正しい学習のロードマップが分からない
1つ目の理由は、正しい学習のためのロードマップが明確でないからです。
プログラミングの学習に手を付けていないうちは、どのような方法でどの程度学習すればよいかという見通しを立てずに、プログラミングの学習が行き当たりりばったりになりがちです。
努力することが大切なのはもっともですが、努力の仕方・方向性を間違えてしまっては、肝心のプログラミングスキルは身につきません。
プログラミングを学ぶためには、「なぜプログラミングを学ぶのか」という目的を考えてから、それを達成するために取るべき施策を考えるといったように、目的を意識した学習方法を考えていくことが大切です。
プログラミングスクールでは、どのようなアプリケーションを開発したいのかによってコースを決めることができ、プログラミングスクールが構成したカリキュラムに沿って学ぶことになります。
カリキュラムは、何度もブラッシュアップされた上で公開されているため、初心者にとっても学習しやすい内容になっています。
独学で学ぶ場合、このように体系的にまとめられたカリキュラムがないまま学習を進めてしまうため、必要な知識が抜けたまま学習を進めてしまうことが多々発生してしまうのです。
理由② 学習に時間がかかりすぎる
2つ目の理由は、学習に時間がかかりすぎるからです。
プログラミングスキルは、何百時間も費やすことでやっと身につく代物です。
学校のテスト勉強のように、一夜漬けで何とか身につくものではないため、継続的に学習を進めることが重要になります。
実際に学習を始めるとなると、本業の仕事やプライベートな時間の中から学習時間をひねり出す必要があります。
それでも、平日のうちで学習できる時間は、一日のうちでせいぜい2時間ちょっとで、充分に時間が確保できるとは言い難いです。
平日に学ぶのは諦めて、休日にすべて詰め込んで学ぶという手もありますが、それでは継続的に学習できているとはいえず、平日のうちに学習した内容を忘れてしまいがちです。
プログラミングスクールでは、エンジニア転職を考えている人に向けて、最低限必要なプログラミングスキルを短期間で集中的に学習できるコースが開設されている場合があります。
もし、エンジニア転職を視野に入れて学習を進めようと考えているのであれば、プログラミングスクールに足を運ぶという手もありです。
理由③ モチベーションが続かない
3つ目の理由は、モチベーションが続かないことです。
プログラミングの継続的な学習を実現させるためには、学ぶ意欲を常に絶やさないことです。
実際、プログラミングを挫折した方の多くは、学び続けるモチベーションが維持できないことが理由となっていることが非常に多いです。
モチベーションが維持できない理由は、さまざま考えられます。
そのうちの一つに、目標を立てずに学習していることが挙げられます。
「情報化社会を生きるためにはプログラミングスキルが不可欠」「プログラミングスキルで収入アップ」など、プログラミングスキルの重要性が昔より声高に叫ばれている中、プログラミングスキルを頑張って習得することに意識が集中してしまい、習得し終えた後のことを考えていない方々も少なくありません。
プログラミングの習得は目的ではなく手段であり、プログラミングの目的はゲームやアプリケーションなどのサービスを開発することです。
したがって、プログラミングを学習しようとするタイミングで、まず「どのようなアプリケーションを開発したいのか」を念頭に置くことが大切です。
そこから、必要な知識が何なのかを認識して一つずつ知識を学んで、最終目的を達成していくことが、理想的なプログラミング学習のあり方です。
理由④ エラーがなかなか解決できない
4つ目の理由は、エラーがなかなか解決できないからです。
実際にプログラミングの学習を始めてから分かることですが、プログラムを実行してみると必ずと言っていいほどエラーが発生します。
どのようなエラーが出ているのか、どのように修正すれば正常に動作するのか、プログラミング初心者はプログラムで発生したエラーの解析を苦手としていることが多いです。
しかし、エラーの解析能力を身につけるのも、立派なプログラミングスキルであることを忘れないようにしましょう。
実際、システム開発の現場においてもエラーの解析は頻繁に行われています。
エラーを解析するうえで大切なのは、エラー内容を綿密に読み取って、インターネットで検索し、必要な情報を探し出すことです。
そうした能力を身につけていないうちは、エラーの解消にはものすごくエネルギーを消耗してしまうため、それがそのまま学習のモチベーションの低下につながってしまうことも多々あります。
その結果、学習の途中で挫折してしまう、ということが頻繁に発生してしまうのです。
プログラミングを独学で習得した人は少数派
プログラミングの独学がおすすめできない理由を考えてみると、プログラミングを独学で習得した人は、少数派であるように思えるでしょう。
なぜ、誰にも頼らずプログラミングスキルを習得できたのか、その理由について以下の3つになります。
- 時間が有り余っていたのかもしれない
- エンジニアの知り合いがいたのかもしれない
- 忍耐力がものすごく高かったのかもしれない
時間が有り余っていたのかもしれない
まず第一に、プログラミングを独学でマスターした人は、学ぶための時間がたっぷりあったのかもしれません。
通常、プログラミングスキルを独学で習得するには、仕事の合間を縫ったり夜間・休日の時間を割くことが多いです。
しかし、中には一度仕事を退職してからプログラミングの勉強に取り掛かる人もいます。
次の仕事に就くまでに生活できるだけの貯蓄があれば、有り余った時間をプログラミングの学習に注ぎ込むことも、不可能ではありません。
しかし、収入源を絶ち切ってしまえば、貯金がどんどんなくなっていき、「このまま学習を続けていって大丈夫なのだろうか…」という不安は常に付き纏うことになります。
そうしたリスクをとってまでプログラミングの習得に集中する方もいらっしゃいますが、一般的にはこのようなケースは少数派であると言えます。
エンジニアの知り合いがいたのかもしれない
次に、プログラミングを独学でマスターした人は、たまたまエンジニアの知り合いがいたのかもしれません。
知り合いにエンジニアがいる場合には、何か学習で詰まった部分があれば、気軽に質問することができ、それによって学習効率は格段にアップします。
また、学習の仕方に迷った時にも強力なアドバイスを得ることができますので、運よくエンジニアの知り合いがいた場合には、プログラミングの独学は十分可能であると言えます。
忍耐力がものすごく高かったのかもしれない
最後に、プログラミングを独学でマスターした人は、忍耐力がものすごく高かったのかもしれません。
先ほど、プログラミングの独学をおすすめできない理由の一つに「エラーをなかなか解決できない」ことを取り上げました。
プログラミングという作業は、ソースコードを新たに作成すること以外にも、エラーを洗い出して一つずつ消化するという作業も含まれています。
開発しているアプリケーションの規模が大きければ大きいほど、エラーが発生する確率も上昇し、エラー解析に膨大な時間を費やすことも否定できません。
エラーの解析と修正は非常に地道な作業であるゆえに、忍耐力が求められます。
もともと途中で作業を投げ出さずに根気強く取り組める性格を持っていれば、独学でもプログラミングをマスターできる可能性もあるといえます。
【お金に余裕がある方】プログラミングスクールに通いましょう
ここまで、プログラミングの独学をおすすめできない理由をいくつかご紹介してきました。
それらを踏まえ、プログラミングに投資する金銭的余裕が十分にあるのであれば、ぜひプログラミングスクールに通って学習を進めましょう。
ここでは、プログラミングスクールに通うことをおすすめする理由は以下の3つです。
- メリット① 学習効率が格段にアップする
- メリット② 学習仲間と切磋琢磨できる
- メリット③ エラーで困ったら質問できる
メリット① 学習効率が格段にアップする
1つ目の理由は、学習効率が格段に向上するからです。
プログラミングスクールでは、受講者にプログラミング言語や周辺技術を理解してもらうための学習の進め方を、カリキュラムにまとめています。
カリキュラムは、受講者の学習度合いやITのトレンドなどを加味して、都度ブラッシュアップがなされており、過不足なくスキルが身につくようにデザインされています。
したがって、独学で行き当たりばったりに学習するよりも、学習効率が大幅に向上するのがプログラミングスクールのメリットです。
また、プログラミングスクールによっては、学ぶ前にヒアリングが行われ、どのようなエンジニアになってどのようなアプリケーションを開発したいのかを最初に定め、そこから逆算して必要な知識を身につけられるようにカリキュラムを練るところもあります。
メリット② 学習仲間と切磋琢磨できる
2つ目の理由は、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できるからです。
プログラミングスクールによっては、受講者同士で交流できるような場が設けられており、エンジニアになりたいという志を持った仲間たちと共に目標のために切磋琢磨することができます。
また、実際のシステム開発ではチームを結成して一つのアプリケーションを開発していきます。
そのため、コミュニケーションスキルもエンジニアにとって最も大切な素養の一つと言われています。
プログラミングの学習を進める段階で、仲間に質問・相談しながら開発を進められると、「どう質問したらわかりやすく伝わるか」など、実際の開発現場でも必要とされる能力を併せて身につけることができます。
これは、独学をしている限りはなかなか得ることのできない経験ではないでしょうか。
メリット③ エラーで困ったら質問できる
3つ目の理由は、エラーで詰まったときに質問できるからです。
プログラミングスクールでは、現役でシステム開発に取り組んでいるエンジニアが講師を務めている場合が多いです。
プログラミング言語やITの知識はもちろんのこと、実際の現場で数多くのエラーを経験しているため、多少のエラーであれば、質問すればすぐに解決することができます。
独学で進めていると、エラーが発生したときにどのように対処すれば良いのかが分からず、プログラミングの学習に挫折してしまいがちです。
それは、対処するための術を知らず、術を知るための環境が整っていないからです。
プログラミングスクールであれば、講師に質問できるという環境が整っているため、挫折することなく学習を円滑に進められます。
【お金に余裕がない方】オンライン教材やブログ/質問サイトを活用しましょう
プログラミング初心者の中でもお金に余裕がない方は、少ない費用、或いは無料で学習できる環境整備が必要です。
ここでは、オンライン教材とオンラインメンターの二種類に分けて、プログラミング初心者に有用なサービスを紹介していきます。
オンライン教材を使いまくる
インターネットが普及して久しい昨今、インターネットで必要な情報を手軽に入手できるようになりました。
プログラミングにおいても、その技術や勉強法について解説してくれているサービスが多く存在しています。
まずは、特に代表的なプログラミング学習のオンラインサービスを4つ紹介します。
Progate

1つ目に紹介するサービスは、Progateです。
Progateは、Webサイト上でプログラムの作成と動作確認を同時に行うことができます。
文章やサンプルコードを提示して解説するサービスは複数存在しますが、プログラム開発環境まで整っているサービスはそれほど多くありません。
また、解説しているプログラミング言語の幅も広く、独学でプログラミング学習をする際はぜひ利用したい教材です。
ドットインストール

2つ目は、ドットインストールです。
ドットインストールは、動画解説をメインとするオンラインサービスです。
各単元ごとに要点をまとめた3分ほどの動画が公開されているので、時間の合間を縫って手軽に視聴できます。
また、月額1080円を支払ってプレミアム会員に登録すると、講師に質問することも可能です。
プログラミングスクールに足を運ぶよりも安く済ませられるので、お金に余裕が無い人はドットインストールを利用するのも一つの手です。
Udemy

3つ目は、Udemyです。
世界的に知られている総合型のオンライン学習サービスで、プログラミング言語に限らず、デザインやビジネススキルなど、10万以上もの講座が開設されています。
料金が講座ごとに決まっており、約1,000円~2,000円が相場となっています。講座のスタイルは、ドットインストールと同様に、動画視聴がメインです。
paiza

4つ目は、paizaです。
Progateと同様に、環境構築を済ませる必要がなく、Webサイト上でプログラミングを実践できるのが魅力です。
さらに、不明点をエンジニアに質問することができるため、独学でも円滑に学習を進められることが期待できます。
また、スキルチェックと呼ばれるサービスでは、プログラミングスキルの腕試しができるので、自身のスキルがどれほど身についているかを把握することができます。
オンラインメンターをつける
メンターとは、簡単に言えば先生・講師のことです。
プログラミングスクール以外でも、受講者自身で先生を探して教えを受けることができます。
ここでは、オンラインメンターをつける方法を3つ説明します。
MENTAで探す

1つ目の方法は、MENTAで探すことです。
MENTAは、メンターをつけたい人とメンターとして何かを教えたい人のオンラインマッチングサービスです。
MENTAでは、プログラミング言語やITについて教えているエンジニアメンターが多数登録されており、どのメンターから教わりたいかをユーザーが選択できます。
クラウドワークスで依頼する

2つ目は、クラウドワークスでメンターの依頼をすることです。
クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスの一つで、仕事をもらいたい人と仕事を任せたい人をマッチングしてくれます。
プログラミング初心者がメンターをつけたいならば、クラウドワークス上でメンターになってくれる人を募ります。
ただし、応募してくれた人の中から、どの人をメンターにするか選考を行わなければならないことに注意が必要です。
知り合い経由で探す
3つ目は、知り合い経由で探すことです。
もし、交友関係が広いのであれば、知り合いに頼ってエンジニアを探すという手もあります。
もしエンジニアが見つかれば、あまり費用をかけることなくメンターになってくれる場合があるかもしれません。
ただし、優秀なエンジニアであったとしても、講師としてわかりやすく指導してもらえるかどうかは別の話であることに注意は必要です。
ブログ/質問サイトを活用する
最後に、ブログや質問サイトを活用するという手もあります。
現在、プログラミング初心者の方がつまづきやすいポイントをわかりやすく解説してくれているブログや、無料で利用できる質問サービスなども多く存在しています。
これらに関しては、以下の記事にて詳しく解説しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
みなさんこんにちは! 今回の記事は、 悩みを抱えた人 ・プログラミングの勉強が捗るブログが知りたい・エラーが出て困った時に誰かに質問したい・ブログや質問サイトを有効的に活用したい というお悩みを解決する記事になっ[…]
最後に
本記事でご紹介した通り、プログラミングの独学は、無理ではありませんが、あまりおすすめしないです。
プログラミングを学ぼうとする方々が増え、それに応じてそういった方々を手助けするサービスもどんどん増えてきています。
時間を節約して体系的に学びたいのであれば、プログラミングスクールへ通うべきですし、ゆっくりマイペースで学んでいきたいのであれば、Progateやドットインストールなどのオンラインサービスを利用するのも良いでしょう。
また、まだそこまで本気でない方々は、まずはブログや質問サイトを利用して学習を進めるのもアリです。
最後にもう一度、本記事の内容を確認しておきましょう。
- プログラミングの独学はオススメしない
→理由① 正しい学習のロードマップが分からない
→理由② 学習に時間がかかりすぎる
→理由③ モチベーションが続かない
→理由④ エラーがなかなか解決できない - プログラミングを独学で習得した人は少数派
→時間が有り余っていたのかもしれない
→エンジニアの知り合いがいたのかもしれない
→忍耐力がものすごく高かったのかもしれない - お金に余裕がある方
→プログラミングスクールに通いましょう
→メリット① 学習効率が格段にアップします
→メリット② 学習仲間と切磋琢磨できます
→メリット③ エラーで困ったらすぐ質問できます - お金に余裕がない方
→オンライン教材やブログ/質問サイトを活用しましょう
→様々なサービスが存在しますので、自分に合ったものを一つ見つけましょう
このブログを通じて少しでも「傍(はた)を楽(らく)にする」ことができていれば嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。