Rubyとは?その特徴や将来性、おすすめの学習方法まで網羅的にご紹介します

みなさんこんにちは!

今回の記事は、

悩みを抱えた人
・Rubyってどんなプログラミング言語なの?
・Rubyを勉強すると将来役に立つかな?
・Rubyのおすすめの学習方法が知りたい!

というお悩みを解決する記事になっています。


この記事の内容

・Rubyの基本情報
・Rubyの特徴やメリット
・Rubyでできること
・Rubyで開発されているサービス
・Rubyのおすすめの学習方法


盛り沢山な内容になっていますが、これからRubyを勉強しようとされている方々に向けてお役立ち情報をお伝えしていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

Rubyとは?

Rubyの基本情報

Ruby(ルビー)は、まつもとゆきひろ氏によって開発された、日本生まれのオブジェクト指向スクリプト言語です。

まつもとゆきひろ氏が好きなプログラミング言語の一部をそれぞれ合体させて新しい言語として出来上がったのがRubyになります。

詳しくは後述しますが、Rubyのコードはシンプルに書きやすく読みやすいため、これからプログラミングを始めようとされている方にもおすすめの言語のひとつです。

「Ruby」という名前の由来

Ruby」という名前は、宝石の「ルビー」から来ています。

その経緯については以下の通りです。

  • まつもとゆきひろ氏の当時の同僚が7月生まれで、7月の誕生石が「ルビー」であるため
  • Rubyは、別のプログラミング言語であるPerl(パール)を参考にした部分もあり、「6月の誕生石であるパール(真珠)の次のプログラミング言語」の意味も込められている

Rubyの特徴

続いては、Rubyの特徴として、以下の4点をご紹介していきます。

  • 日本生まれのプログラミング言語
  • オブジェクト指向型スクリプト言語
  • コードがシンプルで分かりやすい
  • Ruby on Railsというフレームワーク

その① 日本生まれのプログラミング言語

Rubyの特徴としては、まずは何と言っても日本産の(日本で開発された)言語ということが挙げられるのではないでしょうか。

日本人が開発したということもあり、直感的にコードを書くor読むことができ、プログラミング未経験者の中でもまずはRubyを選ぶという方が多い印象です。

また、日本語でのリファレンスが多いことも特徴の一つです。

エラーなどで困ったときに頼れるものが多いのは非常に心強いですね。

その② オブジェクト指向型スクリプト言語

続いてのRubyの特徴は、オブジェクト指向型スクリプト言語であるということです。

…さて、早速よく分からない単語が出てきましたね。

オブジェクト指向型」「スクリプト言語」…??

いずれもプログラミングを習得するためには理解しておいた方がよい単語になるのですが、今回の趣旨はRubyの紹介であるため、さらっとだけ説明させていただきます。

オブジェクト指向とは

オブジェクト指向」とは、ずらーっと書いたプログラムを単に上から下へ実行するのではなく、書いたプログラムをモノ(オブジェクト)として扱い、それらを組み合わせてさらに大きなプログラムを作り上げていくという「思想」になります。

ざっくりとした説明にはなりますが、ここでは役割や用途によって複数のまとまりを作りながらプログラミングしていく方法と理解しておいてください。

スクリプト言語とは

スクリプト言語」とは、人間がパッと見て理解しやすい言葉で書かれたプログラムを逐次機械語(コンピュータが理解できる言葉)に変換しながらプログラムを実行する言語になります。

対称的に紹介されるのが「コンパイル言語」ですが、こちらは人間が書いたプログラムを一旦人間側で機械語に変換(コマンドを実行)してからプログラムを実行する言語になります。

こちらもざっくりになってしまいますが、コードを修正してファイルを保存すれば、その修正内容がすぐにブラウザで確認できる言語と理解しておいてください。

その③ コードがシンプルで分かりやすい

Rubyを開発する際に重視した要素として、まつもとゆきひろ氏は以下のように述べています。

「Rubyの言語仕様策定において最も重視しているのはストレスなくプログラミングを楽しむことである (enjoy programming)」

上記の通り、他言語と比較すると文法がシンプルで分かりやすく、プログラミング初心者の方であっても、コード内で何を実行しようとしているのかを直観的に理解しやすくなっています

実際に、JavaのコードとRubyのコードを比べてみると、その違いが一目瞭然かと思います(※以下の例では、「傍楽ブログ」という文字を出力する処理を実装しています)。

Javaの場合

public class Sample {
  public static void main( String[] args ) {
    System.out.println("傍楽ブログ");
  }
}

Rubyの場合

puts "傍楽ブログ"

その④ Ruby on Railsというフレームワーク

続いての特徴は、Rubyのフレームワーク(簡単にWebアプリを開発できる雛形)である、Ruby on Railsの存在です。

Ruby on Railsはデンマークのプログラマが開発したフレームワークなのですが、これがもう便利で便利で仕方がないです。

実際、Ruby on Railsが開発されて以降、Rubyの人気は世界にまで広がっていき、今日でもその傾向は続いています。

Rubyを使って開発されているWebアプリはほとんどがRuby on Railsを使用しており、その開発速度には目を見張るものがあります。

実際、スタートアップベンチャー企業の中でも、開発効率を優先してこの「Ruby on Rails」を採用している企業は非常に多くなっています。

Rubyでできること

続いては、Rubyを使って開発できるものを4つご紹介していきます。

  • Webアプリケーション
  • Androidアプリケーション
  • iOS・OSXアプリケーション
  • スクレイパー

その① Webアプリケーションの開発

1つ目は、Webアプリケーションの開発です。

Webアプリケーションは、Webの技術を活用したアプリケーションで、インターネットを通じて、サーバーとクライアントとの間でさまざまな情報をやり取りすることができます。

Rubyでは、サーバー側で動作するプログラムを開発するのに広く利用されています。

Webアプリケーションと一言で言っても、その種類はさまざまです。

TwitterInstagramなどのソーシャルネットワーキングサービス、Amazon楽天などのオンラインショッピングモール、音楽配信サービスや動画配信サービスなど、今日では身近な存在となった各種サービスがWebの技術を応用して開発されたWebアプリケーションとして動作しています。

Rubyは、これらWebアプリケーションの開発を得意としています。

もし、Webアプリケーションの開発に興味があるのなら、スピーディに開発できるRubyおよびRuby on Railsを学習してみることをおすすめします。

その② Androidアプリケーションの開発

2つ目は、Androidアプリです。

Androidアプリの開発では、JavaKotlinなどのプログラミング言語が主に利用されています。

しかし、Webアプリケーションの開発を主用途とするRubyでも、Androidアプリを開発することもできます。

RubyでAndroidアプリの開発を可能にしてくれるのが、AndroidアプリケーションフレームワークのRubotoRubyMotionなどです。

Ruby on Railsと同じように、Androidアプリケーションが備えるべき基本的かつ汎用的な機能を雛形として提供しており、開発者はこの雛形にオリジナルの機能を付け足す形で開発します。

その③ iOS・OSXアプリケーションの開発

3つ目は、iOSやOSXアプリです。

つまり、Apple製品で動作するアプリケーションをRubyで開発することができます。

先で紹介したRubyMotionは、AndroidだけでなくiOSやOSXなどのアプリケーションも一緒に開発できるのが大きな特徴です。

特に、WebアプリケーションやAndroid、iOSなど複数のプラットフォームでアプリケーションをそれぞれリリースしたいと考えたときは、それぞれを別々のプログラミング言語で開発するよりも、1つのプログラミング言語で開発したほうが学習コストを大幅に抑えられます

その④ スクレイパーの開発

4つ目はスクレイパー、つまりWebスクレイピングを行うアプリケーションの開発です。

Webスクレイピングとは、Web上に存在する情報を自動的に収集・加工し、新たな情報を見出す技術全般を指します。

目的の情報を正確かつスピーディに解析するため、主にマーケティングの分野などで活用されています。

Rubyでは、Nokogiriと呼ばれるライブラリを利用することで、簡単にWebスクレイピングを行うアプリケーションを開発することができます。

Rubyで開発されているサービス

続いては、実際にRubyで開発されている国内外のサービスをご紹介していきます。

「このサービスってRubyで作られていたんだ」「Rubyでこんなのが作れるようになるんだ」と驚かれる方も多いのではないでしょうか?

国内サービス

まずは、Rubyで開発されている国内サービスを見ていきましょう。

SmartNews

まず最初は、iOS・Android向けのモバイル特化型ニュースアプリ、「SmartNews」です。

Rubyは主にAPIサーバーの開発で用いられています。

食べログ

続いては、口コミ情報満載の飲食店検索サービス「食べログ」です。

全国の飲食店とユーザーからの大量の情報を管理して、ユーザーライクなサービスを展開しています。

2007年ごろRuby on Railsを採用してフルリニューアルを果たし、さらなる拡大と成長を遂げています。

Wantedly

ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」も、実はRubyを使って開発されています。

Wantedlyは、求職者と企業をつなぐことに加え、どのような事業を展開しているのか、わかりやすく発信できるところが特徴です。

国外サービス

続いては、Rubyで開発されている国外サービスを見ていきましょう。

Airbnb

Airbnbは、民泊情報をシェアするサイトとして世界的に普及している人気Webサービスです。

サービスを迅速に開発することがポイントになるスタートアップ企業ならではのRubyの使い方は、Airbnbがスタイルガイドとして資料を公開しており、誰でも無料で見ることができます。

hulu

あのhuluRuby on Railsで開発されています。

バックエンドでは今も使われていますが、フロントエンドでは他のフレームワークも活用されています。

なお、huluは2012年のRailsConfでスポンサーにもなっています。

Twitter

言わずと知れたTwitterもRubyで開発された海外の有名なWebアプリケーションです。

ただし、当初はRuby on Railsで開発されていましたが、その後世界中に需要が伸び、JavaVM上で動作するScalaでの開発に移行しています。

Rubyの需要と将来性

続いては、Rubyの需要や将来性について見ていきます。

実際の求人数平均給与などもまとめてありますので、Rubyを勉強しようかと迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

【結論】Rubyには将来性アリ

結論から申し上げますと、Rubyには将来性が大いにあります

その理由は以下の通りです。

  • 世界的に見ても需要が高い
  • スタートアップやベンチャー企業での採用率が高い
  • Rubyのコミュニティが依然として活発

その① 世界的に見ても需要が高い

Rubyは、世界的に見ても多くの企業で採用されており、その企業規模も小規模〜大規模まで様々です。

世界中でのプログラミング言語の検索数ランキング(https://www.tiobe.com/tiobe-index/)を見てみると、2021年9月時点でRubyは第13位に位置しており、その安定した需要の高さが伺えます。

その② スタートアップやベンチャー企業での採用率が高い

本記事の前半でもご紹介した通り、その開発効率の高さから、Rubyはスタートアップやベンチャー企業で採用される割合が高いです。

その傾向は国内外問わず続いており、シリコンバレーでもRubyを採用する企業は非常に多いです。

流行り廃れはあるにせよ、スタートアップやベンチャー企業はこれからもどんどん登場してきますので、その分、Rubyに対する需要も継続的に高い水準を保っていくことが見込まれます。

その③ Rubyのコミュニティが依然として活発

日本生まれのプログラミング言語であることから、Rubyをメイン言語にして活動しているエンジニアは非常に多く、その分コミュニティも数多く存在しています

また、「RubyKaigi」と呼ばれる国際カンファレンスも毎年開催されており、まつもと ゆきひろ氏の基調講演に加えて、国内外からたくさんの登壇者が参加しています

この他にも、松江Ruby会議沖縄Ruby会議など、地方で開催されるコミュニティも数多く存在しており、Ruby技術者による交流が盛んに行われています。

Rubyの求人数

続いては、参考データとして、Rubyの求人数を見てみましょう。

人材業界メディアHRogの「2020年版プログラミング言語別年収ランキング(https://hrog.net/report/career/82292/)」を見ると、Rubyの求人数は3,000件を超えており、全体では第8位に位置しています。

表を見ていただくとお分かりの通り、現在人気が上がりつつあるGo言語やR言語、TypeScriptなどと比べてもその求人数は非常に多く、その汎用性の高さから、今後もこの傾向はしばらく継続することが予想できます。

Rubyの平均給与

次は、Rubyの平均給与を見ていきます。

同じランキングを見てみると、Rubyの平均給与は400万円程度となっており、全体では第9位に位置しています。

400万円と聞くと少し少なく感じてしまうかもしれませんが、ある程度経験を積んでフリーランスになれば、その収入は倍増します

フリーランスになった場合の収入は以下の記事で詳しく解説していますので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

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Rubyを学ぶメリット

続いては、Rubyを学ぶメリットについて解説していきます。

メリットは数多くあるのですが、ここでは以下の3つに絞ってご紹介していきます。

  • プログラミング初心者でも学びやすい
  • 圧倒的な開発スピードでアプリを作成できる
  • 困ったときのリファレンスが豊富

その① プログラミングの初心者でも学びやすい

「Rubyの特徴」の章でもお伝えしましたが、Rubyのコードは簡潔で、何を実装しているかが分かりやすく、これからプログラミングを勉強しようとしている方にとってはとても相性の良い言語になります。

プログラミング学習で大切なのは、「いかに挫折しないか」ということです。

プログラミングを学び始めたばかりの方は、「このコードは何が言いたいんだろう…」というところでつまづきやすく、それがどんどん増えていってしまうことで、途中で挫折してしまいがちです。

Rubyであれば、そういった体験を可能な限り少なくすることができ、初心者の方でもプログラミング学習を継続しやすくなります

その② 圧倒的な開発スピードでアプリを作成できる

こちらも「Rubyの特徴」の章でお伝えしましたが、RubyにはRuby on Railsという便利なフレームワークが用意されており、これを活用することで、Webアプリケーションを爆速で開発することが可能となります。

実際、Webアプリケーションの開発にRubyを採用している企業では、ほとんどがRuby on Railsを使用していると言っても過言ではありません。

また、Ruby on Railsには、数多くの便利なライブラリ(gem)も用意されており、それらを活用することで、効率良く開発することが可能です。

Rubyを学んだ後には、このRuby on Railsも忘れずに勉強するようにしましょう。


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その③ 困ったときのリファレンスが豊富

Rubyは日本生まれのプログラミング言語のため、何か困ったことがあった際に参照できる日本語のリファレンスが数多く存在しています

プログラミングにエラーはつきもののため、エラーが発生した時にいかにして正確かつ素早く解消するかが大切になってきます。

日本にはRubyを使うエンジニアがとても多いため、その分、エラーに関する日本語のブログ・ドキュメントも豊富に蓄積されており、大体のエラーであれば、少しググれば回答が得られます。

エラーは初心者の方が学習に挫折してしまう大きな要因の一つであるため、困ったときに頼れる多いのは非常に心強いのではないでしょうか?

Rubyのコード

ここからは、実際にRubyのコードを見ていただこうと思います。

基本的な書き方から、有名なコードテストまでご紹介していきますので、まずはこちらで感覚を掴んでみましょう。

Rubyの基本構文

まずは、Rubyでよく使われる基本構文をご紹介していきます。

条件分岐:if文

Rubyで条件分岐を実装する際には、if文を使用します。

条件分岐というのは、「もしAなら〜○○する」というような処理のことを指します。

if文の基本的な使い方は以下の通りです。

if A
  # Aが正しい場合の処理
elsif B
  # Aが正しくなく、Bが正しい場合の処理
else
  # AもBも正しくない場合の処理
end

繰り返し処理:for文

Rubyで繰り返し処理を実装する際には、for文を使用します(※実際には数多くの実装方法がありますが、ここでは基本的なfor文をご紹介します)。

例えば、「1〜100までの数字を全て足し上げる」ような処理を実装する際には、このfor文が役に立ちます。

for文の基本的な使い方は以下の通りです。

for i in 1..5 do
  puts "#{i}回目の繰り返し処理です"
end
  
# 「puts」は結果を出力するためのメソッドです
  
# 実行結果
"1回目の繰り返し処理です"
"2回目の繰り返し処理です"
"3回目の繰り返し処理です"
"4回目の繰り返し処理です"
"5回目の繰り返し処理です"

RubyでFizzBuzzテストを実装してみる【回答あり】

続いては、if文とfor文を使って、プログラミング界隈では有名なFizzBuzzテストを実装してみましょう。

FizzBuzzテストとは、1〜100までの数を出力する中で、3の倍数の時には「Fizz!」、5の倍数の時には「Buzz!」、15の倍数の時には「FizzBuzz!」と出力する処理のことを指します。

このFizzBuzzテストは、プログラミングの素養を確かめるためによく利用され、初心者の方が最初に解くべき問題になっています

一度ご自身で実装方法を考えてみて、以下の回答と照らし合わせてみてください。

for i in 1..100
  if i % 15 == 0
    puts "FizzBuzz!"
  elsif i % 3 == 0
    puts "Fizz!"
  elsif i % 5 == 0 
    puts "Buzz!"
  else
    puts i
  end
end

Rubyをインストールする

さて、Rubyの基本的な使い方を知っていただいたところで、続いては実際にご自身のPCにRubyをインストールしてみましょう

今回はMacにインストールする方法をご紹介していきます。

「Rubyをインストールする」と言ってもすぐにRubyをインストールできるわけではなく、具体的には以下の順序で進める必要があります。

  1.  Homebrewをインストールする
  2.  rbenvをインストールする
  3.  Rubyをインストールする

具体的な実行コマンドなどについては以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひこちらを参考にRubyをインストールしてみてください。

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Rubyの学習方法

最後に、これからRubyを学習しようとされている方に向けて、おすすめの参考書学習サイトプログラミングスクールをご紹介していきます。

初心者から一歩一歩着実に進めていける内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

Ruby初心者におすすめの参考書

たのしいRuby 第6版

こちらは初版から14年が経つ、Ruby入門書のロングセラー本になっています。

基礎から実戦まで幅広くカバーされているため、基礎だけでは少し物足りないという方におすすめの本です。

プロを目指す人のためのRuby入門

言わずと知れた、「チェリー本」です。

ある程度Rubyを触ったことのある方に向けて、サンプルコードを交えながらRubyの文法を解説してくれる一冊になります。

Rubyエンジニアのバイブルになりますので、Rubyで仕事をしていこうとされている方は是非とも読んでおきましょう。

プログラミング言語 Ruby

本書では、まつもとゆきひろ氏を著者に迎え、Rubyを徹底的に分かりやすく解説しています。

Rubyの全てが包括的に解説されていますので、網羅的に学習していきたいという方におすすめの本です。

Ruby学習におすすめの学習サイト

Progate

Progate
引用元:Progate
サービス名Progate
料金 無料会員:無料
有料会員:月額1,078円
特徴 ・ユーザー数は230万人以上
・ブラウザ上でプログラミングができる
・有料会員登録で閲覧できる講座が増える

1つ目に紹介するオンラインサービスは、Progate(プロゲート)です。

Progateは、ユーザー数230万人を誇る、初心者に人気のあるプログラミング学習サービスです。

Progateは、ブラウザ上でソースコードを作成するエディタやプログラムの動作環境が整備されています。

したがって、プログラミングを学習する際に、自前で環境構築をする必要がありません

プログラミングの環境構築は初心者にとって難易度の高い作業で、初心者が挫折するポイントでもあるため、即座にプログラミングの学習ができるProgateのプログラミング環境は、初心者にとって非常に嬉しいシステムといえます。

ドットインストール

ドットインストール
引用元:ドットインストール
サービス名ドットインストール
料金 無料会員:無料
有料会員:月額1,080円
特徴 ・3分程度の動画で解説
・講師に質問可能(有料会員)
・ソースコードの比較が可能(有料会員)

2つ目は、ドットインストールです。

ドットインストールは、テキストメインの解説ではなく、動画による解説がメインであることが特徴です。

Progateと同じように、無料会員ではできることが限られますが、有料会員になれば解説している講師に対して質問することができます

プログラミング学習を進める中では、必ずと言っていいほどエラーや疑問点が出てきますので、すぐに質問して解決に努める姿勢が大切です。

Udemy

引用元:Udemy
サービス名Udemy
料金 講座ごとに決定(1,000円~)
特徴 ・プログラミング以外にもデザインやビジネススキルが学習できる
・現役のエンジニア・教授が独自に講座を開いている
・バッジによって高品質な講座を選択できる

3つ目は、Udemy(ユーデミー)です。

分野を問わずさまざまな講座が開かれている総合型オンライン学習サービスとして人気です。

もちろん、プログラミングについても数多くの講座が公開されています。

公開されている講座はUdemyが用意したものではなく、Udemyに登録しているエンジニアや教授などの有識者が独自にカリキュラム・価格を定めて公開しているのが特徴です。

Ruby学習におすすめのプログラミングスクール【無料】

ProgrammerCollege

引用元:プログラマカレッジ
プログラミングスクール名ProgrammerCollege
受講スタイルオンライン(2021年9月時点)
学べる言語HTML/CSS/JavaScript/PHP/Ruby/Javaなど
料金無料
実績 ・就職率96.2%
・平均内定獲得数3.7社
特徴 ・就職支援あり
・受講者の就職先から紹介料をもらうことで運営
・違約金なし

1つ目は、ProgrammerCollege(プログラマカレッジ)です。

プログラマカレッジは、受講者のエンジニア転職を目標としており、受講費や途中退校による違約金は一切かかりません

これは、受講者が就職に成功したときに就職先企業から紹介料をもらうことで運営できているためです。

学習内容は、主にWebアプリケーションの開発についてです。

教材を利用した解説は最小限にとどめ、ソースコードの書き写しや課題演習など、アウトプット型の学習に重きを置いており、実際に手を動かすことでスムーズに知識が身につきます。

さらにプログラマカレッジを知りたい方は、ぜひ以下の記事を覗いてみてください。

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プログラマカレッジって実際どうなの?
プログラマカレッジ〜完全無料・就職直結型のプログラミングスクール〜
4

プログラマカレッジは、未経験から正社員のITエンジニアとして働きたい方に向けて無料カリキュラムを提供しており、30歳までの方であれば、職歴、職種は問いません。
受講生の要望にあわせて2~3ヵ月のプログラミング研修を実施し、その後の就職活動までサポートしてくれます。
保有求人数は3500件を誇り、1人ひとりの受講生にアドバイザーが専任でつくことで、マンツーマンで就活をサポートしてくれます。
気になった方は、まずは無料相談で気軽に色々と聞いてみましょう!

GEEK JOB

引用元:GEEK JOB
プログラミングスクール名GEEK JOB
受講スタイルオンライン
学べる言語Java/Ruby
料金 プログラミング教養コース:217,800円
プレミアム転職コース:437,800円
スピード転職コース:無料
実績 ・未経験からプログラマへの転職成功率95.1%
特徴 ・受講者の就職先から紹介料をもらうことで運営
・未経験の状態から最短1か月で就職可能
・スピード転職コースは入学審査あり

2つ目に紹介するプログラミングスクールは、GEEK JOB(ギークジョブ)です。

オンライン完結型プログラミングスクールの一つで、3つのコースが開講されています。

その中でも「スピード転職コース」は、受講費が無料です。

これは、プログラマカレッジと同様に、受講者が就職した企業から紹介料をもらって運営しており、受講者から徴収する必要性がないためです。

ただし、スピード転職コースを受講するには、入学前の審査に合格する必要があるため注意してください。

GEEK JOB〜受講料無料で実務未経験からITエンジニアへ転身〜
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GEEK JOBは、自ら学び、自らサービスを創り出す人を増やすという事業ミッションのもと第二新卒/フリーターに向けた、無料のプログラミング学習&就職支援サービスです。
「徹底した採用者目線」での就職支援とプログラミング学習支援を実施しているため、参加者の71.6%がパソコン初心者からスタートしている中で、転職成功率は95.1%を誇っています。
気になった方は、まずは無料カウンセリングで気軽に話を聞いてみましょう!

Ruby学習におすすめのプログラミングスクール【有料】

テックアカデミー

引用元:TechAcademy
プログラミングスクール名TechAcademy
受講スタイルオンライン
学べる言語HTML/CSS/JavaScript/PHP/Ruby/Python/Java/Kotlin/C#など
料金 コース・学習期間・学生か社会人であるかによって決定(最低で174,000円から)
実績 ・受講者数No.1(GMOリサーチ株式会社による調査)
特徴 ・コースを複数セットで受講するとお得になる
・メンターは通過率10%の厳しい選考の末に合格した優秀なエンジニアが務めている
・チャットサポートは15時から23時まで対応

1つ目に紹介するプログラミングスクールは、TechAcademy(テックアカデミー)です。

GMOリサーチ株式会社による調査によれば、プログラミングスクールの中でもっとも多くの受講者が利用している、プログラミングスクールの大手です。

Webアプリケーション開発スマホアプリ開発AI開発など、幅広いジャンルのコースを開いており、学習したいコースをセットで受講することもできます。幅広くスキルを身につけたい人におすすめです。

専属のメンターも、厳格な選考の末に選び抜かれた優秀なエンジニアが務めており、ソースコードのレビューを回数無制限で受けることができます

現役エンジニアからの指摘をもらうことで、システム開発の現場で必要な知識を得られるので、積極的に見てもらいましょう。

さらにTechAcademyを知りたい方は、ぜひ以下の記事を覗いてみてください。

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TechAcademy(テックアカデミー)って実際どうなの?その評判やメリット/デメリットをご紹介します
TechAcademy〜未経験からのエンジニア転職を保証します〜
5

TechAcademyは、通過率10%の難関を突破した現役エンジニアから学べる、オンラインに特化したプログラミングスクールです。
プログラミングの他にもWebデザインや動画編集のコースも用意されており、自分に合ったぴったりなカリキュラムを見つけることが可能です。
受講生一人ひとりに現役エンジニアのパーソナルメンターが専属でつき、チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる環境が整えられています。
オリジナルサービスやオリジナルアプリなどの開発までサポートしてくれますので、興味のある方は、まずは無料のキャリアカウンセリングで気軽に話を聞いてみましょう!

DMM WEBCAMP

引用元:DMM WEBCAMP
プログラミングスクール名DMM WEBCAMP COMMIT
受講スタイルオンライン
学べる言語HTML/CSS/JavaScript/Ruby
料金 短期集中コース:690,800円
→割引適用で640,800円
専門技術コース:910,800円
→割引と給付金制度の適用で340,800円
実績 ・転職成功率98%
特徴 ・教育訓練給付制度による給付金の対象である(専門技術コース)
・先得キャッシュバック制度による受講費の割引を受けられる
・専門技術コースでは、AIまたはクラウドの知識を得られる

2つ目は、DMM WEBCAMP COMMIT(ディーエムエムウェブキャンプコミット)です。

3か月以内にエンジニアとして必要なスキルを短期集中的に身につけ転職する「短期集中コース」、加えてAIあるいはクラウドの知識が身につく「専門技術コース」の2種類が開講されています。

受講費は一見すると高く見えますが、DMM WEBCAMP COMMITでは2つの料金割引サービスを受けることができます

1つ目は、先得キャッシュバック制度です。

無料カウンセリングを受けた後1週間以内に入校すると、短期集中コースでは5万円専門技術コースでは1万円、受講費が割引されます。

2つ目は、専門技術コースを受講する際に受けられる教育訓練給付金です。専門技術コースは、厚生労働省が定める教育訓練給付制度の対象となっており、最大で56万円の給付金をもらうことができます。

教育訓練給付制度を受けるためには、ハローワークで給付金をもらえるか確認する必要があるため、専門技術コースに興味があれば一度確認しましょう。

DMM WEBCAMPについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事も覗いてみてください。

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DMM WEBCAMPって実際どうなの?その評判やメリット/デメリットをご紹介します
DMM WEBCAMP〜転職成功率98%を誇る実績豊富な人気スクール〜
5

DMM WEBCAMPは、転職成功率98%という豊富な実績を有し、未経験から確実にWebエンジニアを目指すことができる人気スクールです。
どのスクールよりも高い「継続率」「修了率」「転職率」で、カリキュラムの実践度やサポートの手厚さが評価され、受講者満足度も90%以上をキープしています。
また、キャリアプランや学習計画に応じて様々なコースを選択できるのも魅力の一つです。
気になった方は、まずは無料カウンセリングで気軽に話を聞いてみましょう!

CodeCamp

引用元:CodeCamp
プログラミングスクール名CodeCamp
受講スタイルオンライン
学べる言語HTML/CSS/JavaScript/PHP/Java/Swift/Pythonなど
料金 入学金:33,000円
6か月プラン:330,000円
4か月プラン:275,000円
2か月プラン:165,000円
実績 ・レッスン満足度96.6%
特徴 ・カウンセリングを通して目標やロードマップを定めた後にカリキュラムを定める
・対応時間は朝7時から夜24時までと幅広い

3つ目は、CodeCamp(コードキャンプ)です。

コードキャンプでは、受講者の目標に応じてオリジナルのカリキュラムを組んで学習進める「オーダーメイドコース」が開講されています。

オーダーメイドコースでは、学習に取り掛かる前にヒアリングを実施し、どのようなエンジニアになってどんなアプリケーションを開発したいのかを目標として定めます。

そのうえで、何の知識が必要なのかを洗い出し、柔軟にカリキュラムを選べるようにしているのが特徴です。

明確な目標を持っているのであれば、オーダーメイドコースを受講することで過不足なくスキルを身につけられます

CodeCampについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事も覗いてみてください。

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CodeCamp〜現役エンジニアによるマンツーマンサポートが受けられる〜
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CodeCampでは、通過率10%の難関を潜り抜けた優秀な現役エンジニアのマンツーマンサポートを受けることができます。
また、10種類のコースが開設されており、自分の学びたいことをピンポイントで学べる点も魅力の一つです。
気になった方は、まずは無料カウンセリングで気軽に話を聞いてみましょう!

最後に

さて、ここまでRubyの特徴や将来性、そしてそのおすすめの学習方法などをご紹介してきましたがいかがでしたか?

Rubyは、数少ない日本生まれのプログラミング言語の一つで、強力なフレームワークであるRuby on Railsとタッグを組みながら、今なお根強い人気のある言語です

コードがシンプルで分かりやすく、困ったときのリファレンスも豊富に揃っていますので、プログラミング初心者の方にはとてもおすすめです。

「何から勉強しようかな…」と迷われている方は、ぜひともRubyに挑戦してみてくださいね。

このブログを通じて少しでも「傍(はた)を楽(らく)にする」ことができていれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。