今回の記事は、
- Javascriptを使って、配列が空かどうかを判定したい
というお悩みを解消できる記事になっています。
Javascriptを使って配列が空かどうかを判定する際、その方法自体は非常にシンプルなのですが、「あれ、結局どれを使えばいいんだっけ?」と悩んでしまいがちですよね。
そんな方々に向けて、この記事では『Javascriptで配列が空かどうかを判定する方法』について解説していこうと思います。
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配列が空かどうかを判定するためには?
Javascriptを使って配列が空かどうかを判定するためには、ズバリ、lengthメソッドを使用します。
ではまずは、このlengthメソッドの基本的な使い方から見ていきましょう。
lengthメソッドの基本的な使い方
lengthメソッドを使用すると、文字列の長さや配列の要素数を取得することができます。
その使い方は非常に簡単で、以下の通り使用します。
文字列の場合
const name = "タナカタロウ"
console.log(name.length)
=> 6
const name = "田中太郎"
console.log(name.length)
=> 4
配列の場合
const array1 = []
console.log(array1.length)
=> 0
const array2 = ["Ruby", "Rails", "Javascript"]
console.log(array2.length)
=> 3
このようにとても簡単で直感的に使えますよね。
lengthメソッドで配列が空かどうかを判定する方法
では実際にこのlengthメソッドを使って配列が空かどうかを判定する方法を解説していきます。
察しの良い方はもうお気づきかもしれませんが、「配列が空」ということは、「配列の要素数がゼロ」ということになりますよね。
つまり、以下のようにして、「配列の要素数がゼロかどうか」を確認してあげましょう。
const array = []
if (array.length == 0) {
console.log("空の配列です。")
} else {
console.log("空の配列ではありません。")
}
=> 空の配列です。
このようにarray.length == 0
を使用することで、配列が空かどうかを判定することができます。
また、array.length == 0
を使う以外にも、以下の通り、様々な方法が存在しています。
// arrayが空配列でない場合の条件分岐
if (array[0]) { ... }
if (array.length > 0) {...}
if (array.length) { ... }
私個人的には、最後のarray.length
或いは !array.length
を使って、空配列かどうかを確かめることが多いです。
// 空配列でない場合の処理
if (array.length) {
...
}
// 空配列の場合の処理
if (!array.length) {
...
}
上記の通り、JavaScriptは0をfalse
として、1以上をtrue
として認識するためです。
他の言語では0もtrue
として認識することも散見されるのですが、この使い方はJavaScriptならではと言えますね。
配列が未定義の場合の判定方法
上述の通り、lengthメソッドを使用すれば、配列が空かどうかを簡単に判定することができるのですが、あくまでこれは、配列が定義されている場合の話です。
配列が定義されていない場合(undefined
の場合)にlengthメソッドを使用すると、Cannot read property 'length' of undefined
というエラーが発生してしまいます。
ただし、その解決策は簡単で、lengthメソッドを使用する前にその変数が定義されているかどうかを確認してあげましょう。具体的には以下の通りです。
if (typeof array === "undefined") {
// 配列が未定義の場合の処理
} else if (array.length) {
// 空配列でない場合の処理
} else {
// 空配列の場合の処理
}
通常の実装をしている限り、配列が未定義ということはあまり見られることではありませんが、もしそのような場面に出くわした場合には、空配列かどうかを判定する前にそもそも配列が定義されているかどうかを確認してあげましょう。
最後に
さて、ここまで、Javascriptを使って配列が空かどうかを判定する方法をご紹介しましたがいかがでしたか?
今回ご紹介した方法はとてもシンプルで覚えやすいと思いますので、この機会にぜひ使いこなせるようになっておいてくださいね。
このブログを通じて少しでも「傍(はた)を楽(らく)にする」ことができていれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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