みなさんこんにちは!
今回の記事は、

・classListとclassNameってどう使い分けたらいいの?
・classを削除したり切り替えたりする方法も知りたい!
というお悩みを解決する記事になっています。
・JavaScriptでclassを追加する方法【2種類ありますがclassListを使いましょう】
・JavaScriptでclassを削除する方法【classList.remove()メソッド】
・JavaScriptでclassを切り替える方法【classList.toggle()メソッド】
・JavaScriptでclassの有無を確認する方法【classList.contains()メソッド】
フリーランス案件を探すならこのエージェント!
転職を考えているならこのエージェント!
JavaScriptでclassを追加する方法【2種類あります】
JavaScriptを使ってclassを追加するには、主に以下の2つの方法があります。
- classListプロパティを使ってclassを追加する
- classNameプロパティを使ってclassを書き換える
それぞれ順を追って解説させていただきます。
classListプロパティを使ってclassを追加する
まず大前提として、Javascriptを使ってclassを追加するには、まずはclassを追加しようとしているHTML要素をJavaScriptを使って取得しなければなりません。
JavaScriptを使ったHTML要素を取得方法は、以下の記事にて詳しく解説していますので、「やり方がパッと思いつかない…」というかたはまずはこちらからご覧くださいね。
みなさんこんにちは! 今回の記事は、 悩みを抱えた人 ・JavaScriptを使ってHTML要素を取得したい!・getElementsByClassName()メソッドの使い方が知りたい!・getElementsByClass[…]
今回は、Javascriptでid属性を使ってHTML要素を取得する方法をご紹介していきます。 Javascriptの主な役割の一つとして「DOM操作」が挙げられますが、そのDOM操作のためにはまず操作対象であるHTML要素を取得し[…]
HTML要素を無事取得できれば、次はJavaScriptで「classList」プロパティにアクセスしてみましょう。
<p class="Javascript1 Javascript2" id="test">Javascriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
console.log(tag.classList)
=> ["Javascript1", "Javascript2"]
このように、classListプロパティを使用すると、HTML要素に設定されているclassを取得することができます。
そして、このclassListプロパティのaddメソッドを使うことで、HTML要素にclassを追加できるのです。
classList.addメソッドの使い方自体はとてもシンプルで、以下のように、追加したいclassを引数に指定するだけで大丈夫です。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("text")
tag.classList.add("JavaScript3")
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript1 JavaScript2 JavaScript3" id="text">JavaScriptの練習</p>
このように、元々のclass(JavaScript1とJavaScript2)に対して、新たにJavaScript3というclassが追加されているのがお分かりいただけるかと思います。
また、複数のclassを追加する場合には、引数を,
で区切ってあげれば大丈夫です。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="text"> JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.classList.add("JavaScript3", "JavaScript4", "JavaScript5")
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript1 JavaScript2 JavaScript3 JavaScript4 JavaScript5" id="text"> JavaScriptの練習</p>
classNameプロパティを使ってclassを書き換える
上記でご紹介したclassListプロパティを使用した方法は純粋に「classを追加」する方法であるのに対して、これからご紹介するclassNameプロパティを使用した方法は「classを書き換える」方法になります。
文章だけではイメージがつきにくいと思いますので、実例を見ながら確認していきましょう。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.className = "JavaScript3"
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript3" id="test">JavaScriptの練習</p>
このように、classNameプロパティを使うと、HTML要素のclassを直接書き換えることができます。
この特性を利用して、classを追加する場合には以下のように実装します。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.className += " JavaScript3"
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript1 JavaScript2 JavaScript3" id="test">JavaScriptの練習</p>
このように、無事JavaScript3というclassが追加されているのがお分かりいただけるかと思います。
ただし、ここで注意すべきは、「追加しようとするclassの前にスペースを入れる必要がある」ということです。
上記の例でもスペースを入れていますが、スペースを入れずに実装してしまうと、以下のようにJavaScript2とJavaScript3がくっついてしまいます。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.className += "JavaScript3"
console.log(tag)
=> <p class="Javascript1 JavaScript2JavaScript3" id="test">JavaScriptの練習</p>
これは、「className += ” JavaScript3″」内で実際に行われているのは、classの追加ではなく、単なる文字列の結合だからです。
「className += ” JavaScript3″」を細かく分類していくと、以下のようになります。
className += " JavaScript3"
=> className = className + " JavaScript3"
// className は "JavaScript1 JavaScript2" という文字列なので、
=> className = "JavaScript1 JavaScript2" + " JavaScript3"
=> className = "JavaScript1 JavaScript2 JavaScript3"
" Javascript3"(スペースあり) を "JavaScript3"(スペースなし) に変更すると
=> className = "JavaScript1 JavaScript2" + "JavaScript3"
=> className = "JavaScript1 JavaScript2JavaScript3"
JavaScriptでclassを追加する時はclassListを使いましょう
このように、Javascriptでclassを追加するには2つの方法が存在しているのですが、実際の開発では、最初に解説したclassList.addメソッドを使用しましょう。
className
プロパティを使用した方法だと、「スペースを書き忘れてしまう」という懸念もあるのですが、まずもって、classをどのように扱っているのか(追加or削除or書き換え)が一目で分からなくなってしまいます。
上記の例のように短いコードであればその弊害はあまり出てこないのですが、実際の開発では何十行ものコードを書くことになりますので、その中でいちいち「このclassName
はどういう処理をしているのかな?」と確認するのは面倒ですよね(※もちろん、勘違いも起きやすいです)。
以上の理由により、Javascriptでclassを追加する時には、classList.add
メソッドを使用するようにしてください。
JavaScriptでclassを削除する方法:classList.remove()
JavaScriptでclassを削除する場合は、classListプロパティのremove()メソッドを使用します。
使い方はaddメソッドと同じで、削除したいclassを引数に指定します。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.classList.remove("JavaScript2")
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript1" id="test">JavaScriptの練習</p>
なお、classを削除する場合も、classNameプロパティを使ってclassを書き換える方法が使えるのですが、先述の通りあまりおすすめしませんので、classListプロパティを使用するようにしましょう。
JavaScriptでclassを切り替える方法:classList.toggle()
JavaScriptでclassを切り替える場合は、classListプロパティのtoggle()メソッドを使用します。
このtoggle()メソッドを使用すると、引数に指定したclassがある場合にはそのclassを削除し、ない場合には追加してくれます。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.classList.toggle("JavaScript2")
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript1" id="test">JavaScriptの練習</p>
tag.classList.toggle("JavaScript2")
console.log(tag)
=> <p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
JavaScriptでclassの有無を確認する方法:classList.contains()
JavaScriptでclassの有無を確認する場合は、classListプロパティのcontains()メソッドを使用します。
contains()メソッドを使うと、引数に指定したclassがある場合には「true」を、ない場合には「false」を返却してくれます。
<p class="JavaScript1 JavaScript2" id="test">JavaScriptの練習</p>
let tag = document.getElementById("test")
tag.classList.contains("JavaScript2")
=> true
tag.classList.toggle("JavaScript3")
=> false
お仕事の途中ですが、少し一休みして、転職や独立について考えてみませんか🙌?
現役エンジニアが選ぶおすすめの転職エージェント11選【成功談・失敗談もあります】
レバテックフリーランスの評判ってどう?【現役エンジニアが徹底解説します】
MidWorks(ミッドワークス)の評判ってどう?【現役エンジニアが徹底解説します】
日々の業務に追われて自分を見失わないよう、
定期的にキャリアを振り返るようにしておきましょう🤲
最後に
さて、ここまでJavascriptを使ったclassの追加方法について解説してきましたがいかがでしたか?
最後にそれぞれのケースを表にまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ケース | メソッド |
---|---|
classを追加する場合 | classList.add()メソッド |
classを削除する場合 | classList.remove()メソッド |
classを切り替える場合 | classList.toggle()メソッド |
classの有無を確認する場合 | classList.contains()メソッド |
このブログを通じて少しでも「傍(はた)を楽(らく)にする」ことができていれば嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
みなさんこんにちは! 今回の記事は、 悩みを抱えた人 ・jQueryでclass属性を追加するにはどうしたらいいの?・jQueryでclass属性を削除するにはどうしたらいいの?・jQueryでclass属性を切り替える方法が[…]